民泊はAirbnbだけで十分?複数OTA運用との違いを解説

民泊を始めると、こんなアドバイスをよく耳にしませんか?

「AirbnbとBooking.comだけで十分」
「管理が大変だからOTAは絞った方がいい」
「レビューが分散するから、まずはAirbnbを育てるべき」

実は、これらのアドバイス——全部まちがいとも言えないし、全部正しいとも言えないんです。
この記事では「OTAをどう選ぶか」について、初心者の方にもわかりやすく整理していきます!

OTAってそもそも何?

いい質問! OTA(Online Travel Agency)とは、AirbnbやBooking.comみたいな、ネット上の予約サービスのことだよ。どれを使うかで集客の結果がガラッと変わることもあるんだ。一緒に見ていこう!

目次

OTAを絞ることにはちゃんと理由がある

「レビューを一つのOTAに集中させよう」という戦略、実は理にかなっています。

AirbnbやBooking.comでは、レビューが一定数を超えるとアルゴリズム上で優遇されたり、使えるプロモーション手段が増えてきます。
限られた時間とパワーの中で運営するなら、一点集中で「アカウントを育てる」のは合理的な戦略です。

「戦略」とは文字通り”戦いを略(はぶ)くこと”。むやみに広げるより、得意な場所で戦う——これは正しい考え方です。

AirbnbやBooking.comはレビューが増えると検索上位に表示されやすくなるなど、プラットフォーム内での優遇措置があります。最初の軌道に乗せるフェーズでは「一点集中」も有効な戦略です。

でも、「絞ればOK」が全員に当てはまるわけじゃない

ここが大事なポイントです。

宿にはそれぞれ「個性」があります。
立地・価格帯・広さ・世界観・ターゲットの国籍・旅行の目的——
これらによって、相性の良いOTAは大きく変わるんです。

実際に管理会社の方から聞いた話では、「楽天Oyado経由の予約が主力になっている施設もある」とのこと。
Airbnb一択ではなく、宿によっては全然違うOTAが主戦場になることも珍しくありません。

自分の宿のターゲットを考えてみましょう。当てはまるものはどれですか?

・ 海外からの旅行者が多い
・ 国内のファミリー層が多い
・ とにかく価格重視のゲストが多い
・ 体験や雰囲気を重視するゲストが多い
・ ホテルのような快適さを求めている
・ ローカルな暮らしを体験したい人向け

このターゲット像によって、「どのOTAが強いか」はガラッと変わります。
正解は一つじゃない——だからこそ、自分の宿を誰に届けたいかを先に決めることが大切です。

うーん、でもOTAをたくさん使うと管理が大変になりそうで怖いな……

それ、よく聞く心配だよね! でも実は、サイトコントローラーを使えばそこまで大変じゃないんだよ。次で説明するね!

OTAを増やしても、管理はそこまで大変じゃない

「OTAを増やすと管理が大変では?」——これはよくある心配です。

でも、サイトコントローラーを導入していれば、実はそこまで負担は大きくありません。

サイトコントローラーとは、複数のOTAの料金・在庫・メッセージ・チェックイン情報などを一か所でまとめて管理できるツールのこと。日々の運営作業の多くをここで完結できます。

📌 サイトコントローラーで一元管理できる主な項目

  • 料金設定
  • 在庫(空室)管理
  • ゲストへのメッセージ対応
  • チェックイン情報の送付


写真の差し替えやリスティング文章の更新など、個別対応が必要な場面もありますが、
慣れてしまえば1時間程度で対応できるケースがほとんどです。

OTAは「道具」。使いこなすのはあなた自身

それぞれのOTAには、それぞれの特徴があります。

大切なのは「とりあえずAirbnbだけ」でも「とりあえず全部登録」でもなく、
自分の宿の強みとターゲットを理解した上で、相性の良いOTAを選ぶこと

OTAはあくまで”道具”です。道具の特性を知って、使いこなしていきましょう!

各OTAの特徴、もっと詳しく知りたいな〜!

簡単ではありますが、各OTAの特徴や、私自身の主な使い方についても整理してみたので、これから宿泊事業を始める方の参考になれば嬉しいです。

スクロールできます
OTA発祥(本社)年齢層主なユーザー層ユーザーニーズ推計ユーザー規模
(月間)
OTA手数料清掃費プロモーション手段OTA戦略
Airbnbアメリカ20-40代アメリカ、欧州、韓国、台湾ユニークな体験、非日常体験、特別な体験約1億ホスト3%、ゲスト14.1〜16.5%
※サイトコントローラーを利用する場合はホスト負担15.5%、ゲスト負担0%
別設定可能・新規割20%(露出&CVR UP)
・カスタムプロモーション(露出&CVR UP)
・非公開オファー(CVR UP)
・長期滞在を狙う
・収益最大化を狙う
・★5レビューの早期獲得→ゲストチョイス獲得→Airbnbのアルゴリズムに載せる
Booking.comオランダ30-60代世界各国実用性(立地、価格など)重視約4億〜5億約12%-15%別設定可能・Genius(会員割引)
・Preferred Partner(露出UP)
・Visibility Booster(露出UP)
・長期滞在を狙う
・稼働率の最大化を狙う
・レビュー3件の早期獲得→Genius及びPreferred Partnerへの登録
・直近の空室はVisibility Boosterを使用
Agodaシンガポール20-40代韓国、台湾、東南アジア価格重視約8000万約15%別設定可能・Agoda Sponsored Listing(露出UP)
・Agoda Preferred Partner(露出&CVR UP)
・空室埋め特化(他OTAより低価格設定で、直前需要を拾う)
Expediaアメリカ30-60代アメリカ、欧州旅行全体最適(飛行機、ホテル、レンタカー、ツアー)約7000万約15%別設定可能・Member Only Deal(露出&CVR UP)
・Package Deal(CVR UP)
・TravelAds(露出 UP)
・VIP Access(露出UP)
・長期滞在を狙う
・高単価の稼働率補完を狙う
Trip.com中国(上海)20-50代中国、台湾、シンガポール実用性(立地、価格など)重視約1億約15%別設定不可・会員割引
・ライブコマース
・アプリ限定割引
・中国人の滞在を狙う
・稼働率の最大化を狙う
じゃらんnet日本30-60代日本人安心・コスパ志向、ポイント数千万約8%-10%別設定不可・クーポン
・特集掲載
・季節キャンペーン
・積極的にアクションは行わないものの、予約受付ができるようにしておく
楽天oyado日本30-60代日本人安心・コスパ志向、ポイント数百万人〜1,000万人超ホスト:負担約3%、ゲスト負担:12%別設定不可・ポイント還元
・スーパーSALE
・クーポン
・積極的にアクションは行わないものの、予約受付ができるようにしておく

まとめ:OTAは「絞るか・広げるか」より「誰に届けるか」が先

この記事のポイントをおさらいしましょう!

  • OTAを絞る戦略には合理的な理由がある(レビュー集中・アルゴリズム優遇)
  • ただし、すべての宿に当てはまるわけではない
  • 宿の立地・価格帯・ターゲット層によって相性の良いOTAは変わる
  • サイトコントローラーを使えば、複数OTAの管理はそこまで大変ではない
  • まず「誰に泊まってもらいたいか」を明確にすることが最初の一歩!


📎 参考情報
本記事内の推計ユーザー数などのデータは「OTA News」等を参考にしています。
各OTAの最新情報は公式サイトでご確認ください。


どのOTAを選べばいいか迷ったら、気軽に相談してください

「自分の宿にはどのOTAが向いているんだろう?」
「サイトコントローラーって何を使えばいいの?」
「そもそも民泊を始めるには何から手をつければいい?」

こんなお悩み、一人で抱え込まないでください。
初心者の方からのご相談も大歓迎です。まずはお気軽にどうぞ! 😊

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この記事を書いた人

ゆっちのアバター ゆっち オーナー

現場で培ったノウハウをもとに、収益だけでなく“運営のリアル”も含めて発信中
民泊運営歴5年|4物件管理運営中|兼業プロカメラマン
立ち上げ〜運営まで一貫して経験

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